ウクライナ情勢の政治的な解決に向けて、ロシアとウクライナ、それに調停役のドイツとフランスの首脳会談が始まりましたが、停戦の実現に向けて合意することができるか予断を許さない状況です。 ベラルーシの首都ミンスクでは、ウクライナ情勢の政治的な解決に向けて、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領、ドイツのメルケル首相、それにフランスのオランド大統領による4か国首脳会談が現地時間の11日夜(日本時間の12日午前2時半前)に始まりました。 会談では、ウクライナ政府軍と親ロシア派が戦闘を続けるウクライナ東部について、停戦の実現に向けて合意することができるかどうかが焦点です。 一方、首脳会談に先立ってミンスクで10日夜から開かれたウクライナ政府と親ロシア派による事前協議は、親ロシア派が停戦に向けた独自の案を提示したあと中断しています。 ロシアのプーチン大統領は8日に、4か国の首脳会談の前に