裁判の際に残業の証拠として使えるというスマートフォンアプリ「残業証拠レコーダー」(過去記事)を提供する日本リーガルネットワークが「ブラック企業エピソード」を集めているのだが、そこで「大賞」を受賞した企業の「ブラック」ぶりがとんでもない(エピソード No.1:「社員は消耗品」、1日20時間・3か月連勤、実質時給120円、過労死…ブラックエピソード勢揃いの殺人企業)。 問題とされた企業は地方のIT企業で、地域の相場より高い手取りの広告で釣る一方で内情は以下のようなとんでもないものであった。 「社長親族及び親会社の役員親族以外は、正社員でありながら6万9千円。毎日8時から翌朝4時まで勤務」「休みは、月一回土曜日の午前中のみで、時間外手当は1円もでません。なんと時給換算で、時給120円代」「残業代は、経営者の気分が良ければ、100時間毎に1万円」「勤怠票は、上席が自由に書き直したり消す事ができるよ