ルワンダ大虐殺について、フランスの関与を検証した歴史家らによる委員会は報告書をマクロン大統領に提出した=AP 80万人以上が死亡したとされる1994年のルワンダ大虐殺について、フランスの関与を検証した歴史家らによる委員会は26日、国家として「重大な責任がある」と認定する報告書をマクロン大統領に提出した。一方で「虐殺への加担はない」と結論付けた。 ルワンダでは94年、多数派フツ人のハビャリマナ大統領(当時)の搭乗機撃墜事件をきっかけに、政府軍などがフツ人と対立する少数派ツチ人やフツ人の穏健派を虐殺した。報告書では、当時のミッテラン社会党政権(81~95年)がアフリカで…