10月20日、自民党は個人情報をIoT(モノのインターネット)などに活用するためのルールを定めた法案を臨時国会に提出する。写真はIoTに関するイベントの様子。リヨンで昨年4月撮影(2016年 ロイター/Robert Pratta) [東京 20日 ロイター] - 自民党は個人情報をIoT(モノのインターネット)などに活用するためのルールを定めた法案を臨時国会に提出する。医療情報はこれとは別に、一元的に集積・匿名化して民間提供する公的機関を設立する計画で、政府が法案を作成し、来年の通常国会に提出する。 ただ、個人情報の民間企業への提供に対しては、不正利用や人権侵害のリスクを指摘する専門家の声もある。プライバシー保護とのバランスが課題になりそうだ。 関係筋によると、自民党は企業や公的機関が保有する個人情報の活用ルールの原則を定めた「官民データ活用推進基本法案」(仮称)を、同党IT戦略特命委員会