妊婦の死亡率を劇的に下げた「院内感染予防の父」の信じられない末路 All About 2月3日(水)22時45分 写真を拡大 分娩時の死亡率が20%の時代もありました 「センメルヴェイス」と言っても、聞いたことがない人が多いかもしれません。 「センメルヴェイス・イグナーツ」(1818-1865)はハンガリー人の医師。消毒法及び院内感染の先駆者として、「院内感染予防の父」とも呼ばれています。しかし、センメルヴェイスが評価されたのは死んだあと。生存している間、センメルヴェイスの方法論はまったく相手にされませんでした。「手洗い」の大切さを訴え、現在の消毒法、院内感染予防の基礎を作りあげたセンメルヴェイスの功績から紹介しましょう。 ■分娩時の死亡率が20%でも問題なかった!? 19世紀の半ば、分娩時の死亡率が20%もあっても、「モンダイないよね」とされていました。20%というと5人に1人の妊婦は死
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