12月7日の日記で触れた「軍平ナイト」というイベントに出かけてきました。『横井軍平ゲーム館』(アスペクト刊)という本があるのですが、その著者の牧野武文さん、編集者の榎本統太さんが出てくるとのこと。この本、私の編集部で作った本で、一応奥付に「編集人」として私の名前が入っているらしい。 アスペクト刊になっていて、私は、アスペクトの取締役を兼任していた時期もあります。しかし、この本は、当時の『月刊アスキー』編集部で作ったものなのです。取次の口座だけアスペクトを使ったんですね。なぜ、パソコンの編集部でこの本を突然出したのかというと、その頃の私は、スタッフの企画は、雑誌の記事企画に限らず、 「いいんじゃないの?」 とほとんど通していました。誰かに「通してもらった企画」ではないほうが、本人の責任も重くなるのです。やったからには、仕上がった製品も言い訳できない。失敗したときの学習効果も大きい(余裕があっ