参院選公示後、初の日曜日を迎えた7日、各党首は街頭演説などで憲法論議を展開した。安倍晋三首相(自民党総裁)はNHK番組で、憲法改正に他党の協力を得るため、党改憲草案の修正に柔軟な姿勢を明言した。民主党の海江田万里代表は、自民党案を受け入れない方針を示した。 首相は番組で党改憲草案に関し「自民党の案では駄目だが、ここを修正すればいいということであれば、当然政治は現実なので考えていきたい」と述べた。憲法改正論議の深化が必要とも指摘。まずは改憲手続きの一環となる国民投票の投票年齢を18歳以上と確定する法改正に取り組む考えだ。 *世論調査、改憲反対38%に増加 自民比例29%、民主7%(07/07 17:42) *自民改憲案修正に柔軟 首相「政治は現実」(07/07 17:23) *宮城県知事が岩手自民を支援 岩手県知事と対応割れる(07/07 16:11) *首相「力で現状変更は間違い」