フジ・メディア・ホールディングスは11月2日、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。 ニッポン放送は、放送収入が減収となったが、イベント事業やデジタル関連収入が増加、物品販売事業も好調で、売上高が16.2%増の74億800万円、営業利益が15.1%増の3億7,700万円で増収増益となった。
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<エピローグ『未来は音楽が連れてくる』> レコード産業、壊滅の危機から復活した歴史 ▲トーマスエジソンとフォノグラフ。後世、レコードの発明は「科学がエンタテイメントにもたらした最大の貢献」と賞されるようになる。 レコード産業は、フリーメディアのラジオに勝てず、かつて売上が25分の1に落ちたことがある、と書いた。1930年初頭のアメリカのことである(※1)。 1930年代の不況はエンタメの明暗を分けた。ラジオと映画は力強く、30年代に黄金時代を築いていった。一方、レコード産業の売上は30年代のうちに、恐慌前の水準へ戻すことはなかった。 現代のレコード産業を彷彿させる状況だ。 新たなフリーメディアのインターネット。ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリ、次々とあらわれるエンタメ産業の競合。彼らに押されたレコード産業の売上はピーク時の半分にまで落ちた(※2)。 だが80年前の米レコード産業は諦め
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