給付型奨学金の創設を呼びかける高校生ら (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 来春入試に向け、志望校選びとともにチェックしたいのが奨学金の情報だ。返済が必要な貸与型はよく知られているが、最近は返済が不要な給付型も増えている。大学、自治体、企業や財団など、さまざまな団体の制度を紹介する。 「奨学金をもらえることが励みになった。返済が不要で、安心感もありました」 早稲田大3年の室田和彦さん(21)は、年間40万円の給付型奨学金を受け取っている。「めざせ!都の西北奨学金」で、受験前に候補者として決まり、合格したことで正式採用された。 この制度は首都圏以外の高校出身者が対象。親の年収800万円未満などの基準があり、約1200人の採用枠がある。これまで一律年40万円だったが、2017年度入学者から半期分の授業料免除(48万~72.3万円)に広げている。 今や奨学金は大学生のほぼ半分が利用するが
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