パナソニックを飛び出して、マイクロソフトやヒューレッドパッカード、アップルなど外資系企業、さらにはダイエー再建などに奔走した樋口さん。その著書である「愚直論」はとても面白い自伝であり、その続編をイメージして、この「出戻り論」のインタビューをさせてもらいました。就任後にメディアに単独取材を受けるのは、NewsPIcksが初めてのはずです。 パナソニックを良く知る方々によれば、古巣パナソニックを退社しながら、役員クラスで戻ったのは「100年の歴史で初めて」とのこと。それだけ家電メーカーであるパナソニックが、いま物流や小売り、航空、自動車など、B2Bの法人向けソリューションビジネスへシフトしている証左と理解しています。 ちなみに樋口さんはハーバード留学時代、サントリーの新浪さんと同期でした。樋口さんがこれからどんな企業にトップ営業をかけていくのかも、期待しながら、パナソニックの大転換を取材します