グローバル化する社会、ビジネスパーソンも英語力が問われる。その基本の1つは語彙力だ。英字新聞のニュースを読むくらいなら、5000語ほどの英単語を知っていればよいだろう。 一般に大学受験に必要な英単語は2000語から3000語と言われているので、大学でも受験時代の学習の習慣を忘れず、きちんと英語力を伸ばしておけば社会人になっても十分だ。 さらにビジネスの世界の動向を知るために英文のコラムや特集記事を読むとなると、その倍の1万語を超える語彙力が必要になる。もうひと頑張りしないといけない。英単語を増やすには地味な努力が基本だが、便利な教材も増えてきているので活用を検討したい。 Google日本法人の元社長で現在名誉会長の村上憲郎氏による英語学習法の指導書「村上式シンプル英語勉強法」でも、1万語レベルが正念場だとして、「ビジネスで英語を生かせるかどうかは、このレベルをどうクリアするかで決まります」