2005年4月。 ある1つの長編TVアニメーションが異なるローカルカルチャーの壁を突破しました。 踊り疲れて帰ってきた日曜午前7時に初めてアニメに涙を流した人がいて、エウレカセブンを通して初めて聞いたクラブミュージックに膝が痛くなるまで踊った人がいました。 アニメとクラブ、それぞれ違う場所に住まう人たちを共に動かしめること。それが僕たちが大好きな交響詩篇エウレカセブンという作品が起こした奇跡。 僕たちは、知らされたわけです。アニメのファンも、音楽のファンも1つのフィールドで共に楽しめることを。それを実際に、目に見える形で現出させようとしたのがGEKKO NIGHTでした。 七色の虹に溶け合うように、半分は融合し半分は別の世界に生きる。 完全な融合でもなく、完全な決別でもなく、それぞれに敬意を持って共に生き、共に生かしあうことができる。 そして僕たちは既に知っています。 誰もが心を震わ