前回の記事『高畑容疑者関連の報道、マスコミのセカンドレイプ助長がひどすぎる』は、俳優の高畑裕太容疑者強姦事件に関するマスコミの報道が非常に問題だという話を取り上げて、大きな反響を頂きました。 ですが、その記事を書いて以降も、残念ながら様々な偏見や差別、セカンドレイプに繋がるようなコメントが散見されます。母親バッシングや、共演者へのセクハラ、事件をネタにするような発言等、様々な方向に問題が拡散してしまっています。 また、「性欲」と「性暴力欲」の違いに関しても、いまだに混同しているケースが多いように思いました。前回も言及しましたが、「嫌がっていたら萎える」のが性欲であり、「嫌がっているのにしたい」のは性暴力欲です。この2つを混同すると、「性欲は本能→本能だから襲いたくなるのは仕方ない」と解釈して、性暴力を容赦することに繋がってしまいます。 今回は、これに関して言葉だけでは分かりにくい部分もある