セマンティックウェブにおけるダブリンコアの可能性<報告> 2009年10月12日から16日までの5日間にわたり,「2009年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC2009)」が韓国国立中央図書館で開催された。この会議は,ダブリンコア等のメタデータに関する研究発表や意見交換の場として毎年開かれ,17回目となる今年度のテーマは「LinkedDataのセマンティックな相互運用性(Semantic Interoperability of Linked Data)」であった。会議には,日本からの11名を含む97名が参加した。 5日間のプログラムは,初日がチュートリアル基本編(Basic Tutorial),続く3日間が本会議,最終日がチュートリアル応用編(Advanced Tutorial)で構成され,2009年5月に開館した国立デジタル図書館“dibrary”(CA1641,E934