「形式名詞」は公文書においてはかなで書くという決まりです。 対して「普通名詞」としての「こと」は漢字で書いてもかまいません。 けいしき‐めいし【形式名詞】{名} その語自体には実質的な意味が乏しく、常に具体的な内容を示す連体修飾語を受けて使用される名詞。「食べたことがない」の「こと」、「困ったものだ」の「もの」、「合格するわけがない」の「わけ」など。 明鏡国語辞典 (C) Taishukan 2002-2005 しかし,形式名詞でない「こと」も基本的にはかな書きが普通です。区別が分からなければ全部かなでよいでしょう。