現在Googleが策定を進めているChrome拡張機能プラットフォームのマニフェスト新バージョンManifest V3のドラフトには、広告ブロック拡張機能の動作を制限するAPI変更が盛り込まれている(9to5Googleの記事、 gHacksの記事、 The Registerの記事、 Chromium Bug Issue 896897 — Raymond Hill氏のコメント)。 現在のManifest V2では、広告ブロック拡張機能はwebRequest APIを使用してネットワークリクエストを変更・リダイレクト・ブロックできる。しかし、Chromeから拡張機能へリクエストを転送し、拡張機能の処理を待つ必要があるため、大幅な遅延が発生することもあるという。 対策としてManifest V3ではブロッキング用途でのwebRequest API使用が制限され、ブロッキング用としては新たにde