正教会では永眠した人には「永遠の記憶」(Memory Eternal!)、存命の人には「幾とせも」(Many Years!)と、祈りの言葉が決まっています。 どちらも平たく要約すれば、神がその人をいつまでも変わることなく覚えてくださいますように、という意味になります。 しかし、どうせ同じ意味なら同じ言葉でもいいではないか、とはなりません。なぜならその人が永眠したのか存命なのかで、その人の人生に「永遠」と「永久」の概念の違いが生じるからです。 永遠の記憶(パニヒダにて) なぜこのようなことを書いているのかというと、長嶋茂雄の引退時の名言「わが巨人軍は永久に不滅です」は、自身で口述作成した原稿では「永遠に不滅」だったのに、本人が本番で(?)言い間違えてしまったという、面白い記事を読んだからです。 長嶋茂雄「巨人軍は永久に不滅です」実は読み間違いだった(SmartFLASH)#Yahooニュース