2日未明に関東上空で目撃された巨大な流れ星(火球)は、直径50センチほどの隕石(いんせき)だった可能性があることが明るさの解析などからわかった。燃え残った破片が地上に落下した可能性もあり、アマチュア天文家でつくる日本流星研究会が軌道の解析を急いでいる。 【動画】2日未明に関東上空で観測された火球 日本大の阿部新助准教授(宇宙科学)によると、映像から火球は満月ほどの明るさだった。この明るさと、地球に近づく1メートル以上の天体を監視している米ハワイなどの観測網に引っかかっていないことを合わせると、大きさは50センチ前後だったとみられるという。 米航空宇宙局(NASA)によると、地球全体で、1メートルほどの隕石は3日に1度、50センチ級だと1日に1度のペースで大気圏に突入している。阿部さんは「地球全体ではよくある現象だが、地球の7割は海なので、陸上の、しかも関東のような人口密集地で観測されたのは
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