エコドライブのつもりで、下り坂でクルマのエンジンを切ったり、ギアをニュートラルにしたりする人がいるようです。これは大変危険なうえ、燃費的にもほぼ無意味な行為。燃費向上には、クルマの免許を持つ人ならだれもが知るはずの、もっといい方法があります。 エンジンがかかっていないとブレーキも使えない? 最近は、「エコドライブ」を心がけるクルマのドライバーが増えています。行きすぎて、下り坂でギアをニュートラルにしたり、エンジンを切ってしまったりする人もいるそうですが、これは大変危険です。日産の広報部も「メーカーとしては想定していませんし、絶対にしないでください」といいます。 一般的なクルマのフットブレーキには「倍力装置」ともいわれる「ブレーキブースター」が備わっているが、エンジンや電源を切ると作動しなくなる(写真出典:stepanpopov/123RF)。 まずエンジンを切ってしまうと、フットブレーキが