2012年5月29日のブックマーク (4件)

  • 「貧しいアフリカのほうが大変」がギリシャへの侮辱?

    ギリシャ人が税金を払えばアフリカを助けられると言ったIMFのラガルド専務理事の発言で、ギリシャ政界が大揺れ。ユーロの将来にも影響しかねないが。 国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事が英紙ガーディアンのインタビューで、「ギリシャ人の税逃れ」を批判したのは5月26日のこと。この発言を受け、緊縮財政の是非をめぐって国が分断されて新政権もできずにいるギリシャ人の怒りが爆発。さすがの「鉄の女」も火消しに回らざるを得なくなった。 記事の中でラガルドは、緊縮財政下にあるギリシャ人よりもアフリカの貧しい子供たちに共感を覚えると語り、ギリシャ人は自ら税金を払うことで苦境を乗り切るべきだと発言した。「(アフリカの貧しい人々のことが)常に頭にある。アテネの人々よりも彼らのほうが助けを必要としている」 この発言に激怒したギリシャ人は、フェイスブックのラガルドのページに1万2500件以上のメッセ

    nakazawa-s
    nakazawa-s 2012/05/29
    うがった見方として、“IMFは基軸通貨ドル防衛の先兵” とすれば、かつてロシアや韓国のようにIMFの常套手段である緊縮財政強要、すなわち煮え湯を飲まされる事が何を意味するか解ろうというものです。
  • ユーロ全体を揺さぶるスペイン不安

    緊縮策などに抗議するデモ隊が警官隊と衝突(3月29日、スペイン) Nacho Cubero-Reuters 小康状態にあったユーロ不安が、1カ月ぶりに再燃している。 今回の火元はスペインだが、パターンはいつもどおり。国債の利回りが上昇して国の財政を圧迫、投資家の不安をあおり、さらに利回りを押し上げる。金融機関に対する懸念が国内の信用収縮を招き、財政はさらに弱体化する。それが国の債務不履行、金融界崩壊、ひいては欧州単一通貨ユーロやEU全体の崩壊につながる恐れがある。 先週のスペイン国債の入札が不調に終わったのを受けて米国債が買われ、ヨーロッパの国債の利回りは軒並み上昇。スペイン経済が駄目になれば、より規模の大きいイタリアやフランスの経済も確実に道連れになる。 そもそも危機が再燃したのは前回の「解決策」で何も解決しなかったからだ。欧州中央銀行(ECB)の2度にわたる長期オペは、金融危機だけに応

    nakazawa-s
    nakazawa-s 2012/05/29
    ヨーロッパ経済の不振は、ローカル通貨ユーロが国際基軸通貨ドルに敗れたという結果の反映であり、結果ベンツやBMWは、相変わらずドルで決済しなければならないという意味で、敗者ユーロの混迷は深まるばかり?
  • 領土問題に疲れてきた中国国民 フィリピンと交戦寸前の事態は「バスケ外交」で収束か

    「我らが海軍はどこにいるのだ。なぜ出動しない?」 南シナ海のスカボロー礁(中国名「黄岩島」)をめぐり中国とフィリピンの監視船が対峙した5月、中国のサイトではフィリピンとの交戦を促す声が高まった。 ネット上では血気盛んな若者たちが咆哮し、メディアには海軍少尉が登場。「北緯15度07分、東経117度51分はフィリピンの領土の範囲ではない」と鼻息を荒げた。 中国政府がフィリピンに対して「最後通告」を突きつけた5月8日前後は、まさに一触即発の状態に達した。フィリピンでは民間活動家がマニラの中国領事館前で抗議デモを行い、中国国内でも連日、黄岩島の領有を主張する報道が続いた。 中国メディアが「冷静な判断を」と呼びかけ 海上のにらみ合いの発端は、ちょうどそのひと月前の4月8日にさかのぼる。悪天候のためスカボロー礁に乗り上げたと言われる中国漁船12隻だったが、直後に漁民らがフィリピン海軍に拘束された。 4

    領土問題に疲れてきた中国国民 フィリピンと交戦寸前の事態は「バスケ外交」で収束か
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    nakazawa-s 2012/05/29
    中共政局は陰湿な内紛でガタガタ…。「人民元を基軸通貨に」と語気を強め一人勝ちの経済も、今ではボロボロに…。民衆を敵対に動員しようにも皆が真実を知っている…。経済的基盤が脆弱になると精神も軟弱になる?
  • 曲がり角の中国経済を占うこの数字

    前進あるのみ ペダルをこぐのをやめるとバランスを崩す、と言われ続けてきた中国経済だが(上海) Claro Cortes IV-Reuters 中国のお見合い番組である時、出演した女性がこう言った。「自転車の荷台で笑うより、泣きながらBMWに乗るほうがまし」。 物欲旺盛な今どきの中国女性たちを見事に言い表した言葉だ。 中国の人々にとって自転車は貧しい庶民生活の象徴だが、一方で中国経済を表す格好の例えとしても用いられる。「ペダルをこぎ続けるかぎり、万事順調に進む」というわけだ。エコノミスト誌のアジア経済エディター、サイモン・コックスは中国経済についてこう書いている。 しかし、この例えは時代遅れかもしれない。もはや中国政府はGDP成長率8%を達成しなければならないとは考えていない。今年3月には成長目標を7・5%に引き下げた。 それに、最近の中国経済を牽引しているのは輸出ではない。投資だ。工場や機

    nakazawa-s
    nakazawa-s 2012/05/29
    中共の国家資本主義が、米国が主導した新自由主義と同じく破綻の瀬戸際にある?。ジム・ロジャースは4年前、「中国の時代が来る。しかし到来と同時に終わるかもしれない」と指摘しましたが正鵠を得た発言です