私が「現場からみた労働政策」を連載している(次回が最終回ですが)「労基旬報」誌で、hamachan先生こと労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎統括研究員が「人事考現学」という連載コラムを執筆しておられます。「労基旬報」誌はその名のとおり毎月5日、15日、25日発行の旬刊誌ですが、連載記事は毎月5日号が私、15日号が田島ひとみ先生の「人事担当者のためのわかりやすい年金教室」、25日号がhamachan先生ほかと、月1回のローテーションになっています。 さて、hamachan先生の「人事考現学」、毎号意欲的な濱口節が展開されていますが、最近号(1435号:2月25日号)では「ジョブ型正社員の構想」を提案しておられます。hamachan先生のサイトにも掲載されていてコピペできますので(笑)短いものでもあり、全文を引用しましょう。 今日労働問題の焦点として指摘されるのは、雇用を保障された正社員は拘束