そもそも例えば裸であっても宗教画だから猥褻じゃないよね!という話にはならず、猥褻かどうかを判断するのはまずみた人個人個人がそこから何を読み取るかでしかない。つまり、そこに明確な基準はないし、文脈を共有しているかどうかで判断が異なったりもする。 一方で、禁止すべき「わいせつ物」の定義はある程度社会の要請(それすら特定個人の意見が反映されてるものに過ぎないことも多々あるが)によって決められ、その基準は容易には変更されないよね。 だから、わいせつだけどわいせつ物ではない、というものの扱いは大変慎重になる必要があるし、誰かひとりがそう見えると騒いだくらいで揺らいだりするものではないのでそういうもの公衆の面前に晒すんじゃねーよクソって思ってしまった人はお気の毒様なんだけどさ。 ただ、何度も言うように、何が猥褻かというのは社会の要請によって決められる部分があるので、ひと目に触れることが多ければ多いほど