仕事帰りや休日の皇居周辺は「皇居ランナー」でにぎわうが、トラブルも増えている =東京都千代田区(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞) 日本一のランニングスポットとして人気の皇居外周。平日の夕方や休日には多くの「皇居ランナー」が駆け抜ける。最近は、ランナーに自転車も加わり周辺は飽和状態に。歩行者や観光客とのトラブルも発生し、東京都千代田区が対応に乗り出した。歩道の拡幅や新たなランニングコースを設ける案も浮上している。 【地図で見る】 皇居ランでの接触事故多発ゾーン ◆54%「危険感じた」 1周約5キロの皇居外周。信号がなく、都内の観光名所を眺めながら走ることができる上、警察官が多く夜間でも安心と若い女性にも人気だ。平成19年の東京マラソンを機にランナーが増加。ロッカーやシャワーを提供する施設も相次いで開業し、平日の夕方から夜は約4千人のランナーでにぎわう。観光庁も昨年、「走って気持ちがいい