12月31日、大晦日の恒例番組として人気を博している『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の笑ってはいけないシリーズが放送された。 その際、ダウンタウンの浜田雅功さんがブラックフェイスのパフォーマンスをしたことで物議をかもしている。 というわけで、わたしもこの件に対して思うところを書いてみようと思う。 「ネタ」は人種差別だったのか このパフォーマンスは、今年のテーマとなったアメリカンポリスにちなんで、『ビバリーヒルズ・コップ』という映画の主演を勤めたエディ・マーフィさんのものまねだった。 多くの人は、「これはネタであって人種差別的な意図なんかじゃない」と思うだろう。 わたしは元ネタを知らないが、制作側や出演者に人種差別の意図はなかったと思ってる。 でも差別かどうかを決めるのは、こちら側ではない。 イジメやセクハラなどと同じで、加害者になりうる立場の人が「こういう事情だからOK」と勝手に