『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』(洞田貫晋一朗・著/翔泳社)という本を読みました。 僕は美術館や水族館が好きで、出張などの際に寄っていくことも多いのです(最近は仕事とどちらがメインかわからなくなってきました)。 名前は知っているけれど、九州在住の僕には馴染みがなくて、森美術館って、こんなに人が来ているのか……と、けっこう驚いてしまいました。 2018年の美術展覧会入場者数の第1位がレアンドロ・エルリッヒ展、2位が建築の日本展、それらがいずれも森美術館で、3位がルーヴル美術館展(国立新美術館)、4位がゴッホ展(東京都美術館)。 森美術館の展覧会は、3位、4位に比べて、開催期間が2倍くらい長いとはいえ、現代アートを扱っていてこんなに集客力があるんですね。 ルーヴル美術館やゴッホと、レアンドロ・エルリッヒでは、知名度にも大きな差があるでしょうし。 こういう現代アートにも人が