“春は名のみ”という気候の3月15日、「神奈川県職員採用試験に向けた説明会」が開かれました。説明会は試験の種類別に4回に分けて実施され、この回は司書職・福祉職・獣医師・保健師・栄養士など免許の必要な専門職が対象です。一口に「神奈川県で働く公務員」といっても、いろいろな職種の人がさまざまな場所で働いているのです。司書職にはこの日一番多い94名という申込みがありました。 会場に入ると若い人たちがぎっしり座って、しんと静かな中にもひたひたと熱気が感じられます。男女ともほとんどの人がいわゆる「リクルートスーツ」姿です。 はじめに、県の人事制度などについて説明があり、「新しい発想で困難な課題にも果敢にチャレンジできる方をお待ちしています。積極的に神奈川県を受験してください」との言葉で締めくくられた後、司書職についての説明に移りました。 司書の説明員は2人です。はじめに私が「司書の職場とその仕事」と題