10年に1度のアラン・ムーアバブルが到来し、これまで原書でしか読めなかったムーア作品が続々翻訳される昨今、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 しかし、blog検索でアラン・ムーアを検索してみりゃ、どいつもこいつも『フロム・ヘル』、『フロム・ヘル』。 うんざりだ! 違うだろ! あんな何年経ってもビレバンに大量に積んでそうな本は良いんだよ! そんなことより、『TOP10』だ! 一年半後には絶版確定で、定価で買うのが不可能間違い無しの大傑作、『TOP10』の話をしよう。 『フロム・ヘル』の話は二年後、三年後も出来るが、『TOP10』の話は今しか出来ない。何故なら『TOP10』は今しか手に入らないから……。二年後に話を振ったところで、どこ行っても買えなさそうだから……。 大雑把なあらすじ 第2次大戦後、巷では、続々とスーパーパワーを持ったヒーロー、ヒロイン、極悪人が登場し、「こいつはヤクイぜ!」と思