何故かというと『公共性の法哲学』合評会であって師匠から君らの論文なんか弁護したくないから自力で何とかするようにと召集がかかったからである(一部捏造)。まあしかし合評会の中でも指摘されたのだが「公共性」というテーマは一応共通していても論者のあいだにかなりの立場の差がある論文集だったというのは事実であって、私自身も師匠の見解を批判しているので弁護しろと言われても困るのは当然である。なので好き勝手言いましたとかいう事態になると今度は私が困るのでまだ時差ボケの治らない体を引きずって出かけた次第である。なお治っていないのは多分に私がもともと宵っぱりだからであって、もとからバンコク時間あたりで生きている傾向が強いところ何とかニューデリーくらいまで戻ってきたかなという感じ。新学期までには日本に戻ってきたい所存である。さて。 コメンテーターが宇野重規・斎藤純一・嶋津格以上五十音順敬称略という結構な豪華メン