筒井御大が炎上している。 火浦功経由で中・高校の頃少し読んだので、作風について多少は知っているし、断筆宣言の時は『ゴーマニズム宣言』でも話題になっていたので、当時の空気感はうっすら覚えている。 筒井康隆をもってしても、2017年の日本では、「社会的なタブーをあえて破る表現」ってのは、相当難しくなってるじゃないだろうか。 今風にいえばポリコレ案件なんだろが、そもそも「現実」の方がよっぽど建前を壊すわ、「忖度」をするわ、「現実は小説より奇なり」を地で行っていて、フィクションよりよっぽど「過激」なのだ。そこに今更「表現としての過激さ」をぶっこんでも、たいした衝撃を与えられず、むしろ明後日の方向に爆発するだけだろう。 立て続けに起きてて興味深いんだけど、百田大先生の「漢文廃止論」(ツイートは4月4日)とか、 またくだらぬ雑誌を買ってしまった pic.twitter.com/6wZ5R3ZIOz —