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2017年4月8日のブックマーク (2件)

  • 漢文廃止論や「謙虚アピール」に200億が出る「現実」の前に、「表現」は無力なのではないか。 - ばけぶろ

    筒井御大が炎上している。 火浦功経由で中・高校の頃少し読んだので、作風について多少は知っているし、断筆宣言の時は『ゴーマニズム宣言』でも話題になっていたので、当時の空気感はうっすら覚えている。 筒井康隆をもってしても、2017年の日では、「社会的なタブーをあえて破る表現」ってのは、相当難しくなってるじゃないだろうか。 今風にいえばポリコレ案件なんだろが、そもそも「現実」の方がよっぽど建前を壊すわ、「忖度」をするわ、「現実は小説より奇なり」を地で行っていて、フィクションよりよっぽど「過激」なのだ。そこに今更「表現としての過激さ」をぶっこんでも、たいした衝撃を与えられず、むしろ明後日の方向に爆発するだけだろう。 立て続けに起きてて興味深いんだけど、百田大先生の「漢文廃止論」(ツイートは4月4日)とか、 またくだらぬ雑誌を買ってしまった pic.twitter.com/6wZ5R3ZIOz —

    漢文廃止論や「謙虚アピール」に200億が出る「現実」の前に、「表現」は無力なのではないか。 - ばけぶろ
    namawakari
    namawakari 2017/04/08
    ごもっとも“ブラック・ユーモアはタブーが守られていることで、初めて成立する。しかしブラック・ユーモアが空けるべく風穴は、すでに現実によって空けられている”
  • 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」:朝日新聞デジタル

    4日付のブログの投稿で、帰国していた長嶺安政・駐韓大使が韓国に戻ることに触れ、「慰安婦像を容認したことになってしまった」と指摘。慰安婦像の少女を「可愛いから」と述べたうえで、性的な侮辱表現を続けて使った。公式ツイッターも同様の内容を発信したが、つぶやきはすでに削除されている。 筒井氏は朝日新聞の取材に対し、「あんなものは昔から書いています。ぼくの小説を読んでいない連中が言っているんでしょう。当はちょっと『炎上』狙いというところもあったんです」と明かす一方、「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ日人がひどいめに遭わせたかよく知っています。韓国の人たちにどうこういう気持ちは何もない」とも話している。 筒井氏はこれまで、社会的なタブーをあえて破る表現で論議を起こしてきた。今回のブログやツイッターに対し、ネット上では「筒井さんの作風」と擁護する声がある一方、「セカンドレ

    筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」:朝日新聞デジタル
    namawakari
    namawakari 2017/04/08
    結局ブラックユーモアには、揶揄しても決して崩れない「敵」としての社会倫理が必要なわけで、何でも嗤いの対象となり、相対化された結果として暴力性がむき出しになった現代では失効した表現になったのだと思う。