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ブックマーク / somethingorange.net (5)

  • 南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange

    前回のメールマガジンで南京事件否認論について書いたところ、感想のメールをいただきました。南京事件の実在に対して否定的なご意見でした。私信であり、ちょっと公開して良いものかどうかわからないので、引用は控えますが、要点は「南京事件は一次資料が少ないから信用できない」ということだと思います。 ぼくは南京事件について議論するつもりはありませんが、以下、簡単にこれに反論してみたいと思います。というかまあね、南京事件を証明する一次資料は普通にあるよ、って話なんですが。 たとえば、ぼくの手元にある『南京事件資料集』。二冊組の分厚いなのですが、ここに収録されているのはほとんどが南京事件の一次資料です。「1 アメリカ関係資料編」、「2 中国関係資料編」と分かれていますが、いずれにしろ南京事件の実在を示していることに変わりはありません。 というか、この資料集を読んでいると「実在したか、しないか」などというレ

    南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange
    namawakari
    namawakari 2012/03/08
    いくつかの症例、もといブコメを見ていると、心の病というのは自分で病だと気づけないから厄介だなあと思う。/否定派の人は、史料というものを何だと思っているんだろうか。過去のすべてに映像が残っているとでも?
  • 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange

    先日の「物語夜話ラジオ」がおもしろかったので、インスパイアされて記事を書いてみる。 テーマは「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。近頃、この言葉の意味をつくづく実感するようになった。そうなのだ。あきらめたらそれまでなのだ。 以前、ぼくは、この言葉を一種の根性論として理解していた。勝負が見えていてもとにかくあきらめずさいごまで全力を尽くせ、という意味だ、と。 しかし、最近ではもうすこし違う意味に解釈している。ひとは、じっさいには可能なことでも、不可能だと思い込んでしまうことがある。そしてそう認識したとたん、当に不可能になるのだ、ということ。 たとえば、ぼくもそうだけれど、「自分は絵を描けない」というひとがいる。が、目が見えて、手が動かせるなら、物理的な意味では、描けないはずはないんだよね。 ようするにそれは「描けないと思い込んでいる」だけなのだ。もちろん、技術的な巧拙はある。そのままではへ

    「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange
  • チンパンジーの命は障害者の命より重いと唱えた学者がいる。 - Something Orange

    たまに自分の日記の過去ログを読んでみると、おもしろい。「何でこんなこと書いたんだろう」と首をひねる記事もある一方、興味深い記事も見つかる。そのひとつが「動物の権利怖いよ、動物の権利」。 「動物の権利(アニマル・ライツ)」を掲げるある団体のQ&Aを取り上げているのだが、これ、実はぼくの意図が全く伝わらずに終わってしまった記事なのだった。 ぼくとしては「動物の権利」そのものを攻撃するつもりはなく、ただこの団体の主張だけがおかしい、というつもりだったのだが、「動物の権利」を全否定する言辞として受け取られたようなのだ。 そして、「動物の権利」なんて妙なアイディアを振りまわす団体がいるぞ、というレベルで話は終わってしまった。しかし、実はもっとはるかに深く複雑な問題を抱える話なのである。 一方、古い記事なのでタイトルは付いていないが、「こげんた」という虐待の末、殺害された子について書いた記事もある。

    チンパンジーの命は障害者の命より重いと唱えた学者がいる。 - Something Orange
    namawakari
    namawakari 2009/04/02
    シンガーは「平等の原理」を根拠に人種差別を批判するならば、種差別も批判されなければならないし、動物の権利も認められなければならないといったのであって、誰かの権利を優先させると述べたのではないと思う。
  • 男が少女漫画を読むということ。 - Something Orange

    はてな匿名ダイアリーで少女漫画の話が盛り上がっている。 「俺、少女漫画好きだよ」と言う男に、好きな作品や作家を聞いて24年組の名前があがってくるとげんなりする。心底がっかりする。24年組は私も大好きだし、素晴らしい作家さんだと思うけども、臆面も無く萩尾望都・大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいないんだもの。それどころか、その24年組作家さんの最近の作品も読んでいない。せめて「バルバラ異界」ぐらい読んでから言ってもらえませんかね。 「少女漫画を理解する心の広い俺」 極論である。 この書き手の経験則としては正しいのかもしれないが、一般論としては、「臆面も無く萩尾望都・大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいない」とはとても思えない。 しかし、この意見に対し、id:msknskさんは「最近まで、24年組以降の少女マンガについての評論はあまりに少

    男が少女漫画を読むということ。 - Something Orange
    namawakari
    namawakari 2008/12/10
    女性性を特権化したがるっていうのは、現在から見ればそうかもしれないけど、それなりの歴史があるんだから、そういったことも踏まえないとまずいのでは。まあそういう人もいるだろうけど。
  • はてなーがお奨めするいまおもしろい漫画一覧。 - Something Orange

    先日取り上げた最近の漫画おもしろくないという記事にかんして、敷居大先生(id:sikii_j)がこんな記事を書いていた。 続編記事のブックマークコメントでお薦めされている漫画がかなりいい感じだなあと。 マイナーどころからメジャーどころまで幅広く面白いのばっか抜き出してあって、お薦め漫画まとめとして普通に価値があると思う。挙げられているタイトルをチェックするだけでかなり楽しくなっちゃいました。ぶっちゃけ文とか反論とか読むよりそっちのほうがおもしろかった。 「『最近の漫画はつまらない』という記事のブクマコメントで薦められている漫画がとてもおもしろい」 さすが敷居大権現、良いところに目を付ける。 敷居大明神のいうとおり、このブクマ欄は非常に充実している。マイナーからメジャー、『ジャンプ』から『ビーム』、大長編から4コマ、と一通りそろっていることには驚かされる。そこで、一の記事としてまとめて

    はてなーがお奨めするいまおもしろい漫画一覧。 - Something Orange
    namawakari
    namawakari 2008/12/03
    久しぶりに那州雪絵読んでみるか。/『ドロヘドロ』大人気だな。ブクオフで探す。/諸星大二郎『諸怪志異』シリーズがお奨め。続きはいつでるのやらだが…
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