◆テニス男子国別対抗戦 デ杯ワールドグループ入れ替え戦(18日、東京・有明コロシアム) 日本とインドのシングルス2試合を行い、世界ランク55位の錦織圭(21)=ソニー=が同456位のビシュヌ・バルドゥハン(24)を7―5、6―3、6―3で破って3勝1敗とし、世界の上位16か国によるワールドグループ(WG)へ27年ぶりの復帰を決めた。最終試合の添田豪(27)=空旅ドットコム=は相手の棄権で勝ち、日本は通算4勝1敗で終えた。 5回目のマッチポイント。錦織はノータッチのサービスエースで勝負を決めた。1985年の代表選手だった竹内映二監督(52)は胴上げで3回、宙を舞う。シングルスで2勝を挙げて貢献した錦織は「目標のWG入りが果たせてうれしい。確実に日本のチーム力が上がった」と笑顔で喜んだ。 悲願のWG昇格まで、あと1勝。456位の格下を相手に、錦織はジャンピング・フォアハンド「エア・ケイ」を