校庭の片隅にある飼育小屋で、生き物係がニワトリの世話をする。 こういった光景は一昔前は当たり前だったが、大手前大学・中島由佳准教授の調査で無くなりつつあることが明らかになった。 【画像】数年でここまで!飼育動物の変化をグラフで見る 調査は大きく分けて2つあり、1つは2017年7月~2018年10月に全国の小学校2062校に電話で、「動物の飼育の有無」や「飼育している動物の種類や数」などを聞いたもの。 もう1つは、2019年7月に大学1~4年生の671人に対し、出身小学校における動物飼育の同状況を聞いたものだ。調査に協力した大学1~4 年生が小学校に在籍していたのは2003年~2012年となる。 そして中島准教授は、この2つの調査を元に“2003年~2012 年”と“2017年~2018年”における小学校の動物の飼育状況を比較。「動物を飼育はしていない」と答えた割合は、“2003年~2012