■内容紹介 「グレートコード」を書くための方法を解説する『Write Great Code』シリーズの第2巻です。グレートコードには多くの側面がありますが、本書ではグレートコードの重要な1要素であるパフォーマンスに的を絞り、高レベルのコーディング手法によって、コンパイラが生成するマシンコードにどのような影響が生じるかを考察しています。 本書では効率的なコードの書き方を説明しますが、本書の主題は最適化ではありません。最適化はソフトウェア開発サイクルの終盤近くに行うべき「調整」であり、適切なパフォーマンスを確保する時期は、開発の設計と実装の段階なのです。本書で紹介している概念の多くは最適化フェーズでも適用できますが、テクニックの大半は最初のコーディング時に行う必要があります。 最新の最適化コンパイラによって効率的なマシンコードに変換される適切な高級言語ステートメントを選択する方法を説明し