以前からInternet Explorer(IE)の新版がリリースされると、Windows Updateによって自動的にアップグレード(自動更新)されるようになっている。これは通常の更新プログラムやセキュリティ・パッチと同様、特にユーザーに確認することなく実行される。そのため、Windows Updateでパッチ適用をしている環境では、ある日気が付くとIEがアップグレードされていたということになりがちだ。IE10での検証が終わっていないWebアプリケーションなどを使っている環境では、避けなくてはならない事態だろう。 これを防ぐには、マイクロソフトが無償で提供している「Internet Explorer 10 自動配布の無効化ツールキット(IE10ブロック・ツール)」が利用できる。IE10の自動アップグレードが始まる前に、このツールを実行して自動アップグレードを無効化しておけばよいのだ(いっ
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