2020年東京オリンピックまで、きょうでちょうど1年になりました。 日本での夏の五輪は、1964年以来、56年ぶりの開催です。 多くの人たちにとって、おそらく一生に一度のイベントになります。 ぼくにとってもそうです。 なのに、いまひとつ盛り上がってない気がしませんか? みなさん、そんなにワクワクしてないんじゃないですか? 街を歩いていても五輪が近づいている雰囲気はあまり感じられません。 前回の東京五輪を題材にしたNHKの大河ドラマ「いだてん」の視聴率も、ワースト記録を打ち立てる低迷ぶりです。 開催が決まったときに想像していたのと、なんだか違う。 なぜでしょうか。 理由を考えてみました。 ①オリンピックに関する悪いニュースが続いている 今回の東京五輪は、しょっぱなからつまづきました。 まずは新国立競技場の問題です。 当初の総工費は1300億円だったのが、実は3000億円もかかることが判明。