神奈川県は、児童買春の温床とされる「出会い喫茶」へ18歳未満の入店を禁止する県青少年保護育成条例改正案を9月定例県議会に提案する。 松沢成文知事が11日、記者会見で発表した。京都府も同様の条例改正案を9月府議会に提出予定。出会い喫茶は風営法の対象外で、可決されれば規制する全国初の条例となる。 県条例改正案は、18歳未満の青少年の入店や勧誘を禁じ、違反すれば、6月以下の懲役または30万円以下の罰金。県への営業届け出を求め、怠れば、20万円以下の罰金とするなどの内容。 出会い喫茶は、男性客は入会料や入場料が必要だが、女性客は飲食代などが無料となっていることが多い。男性客が気に入った女性客を指名し、話が合えば店外デートに連れ出せる。