大阪に到着し、走行距離を書いたボードを持つ舘内端(たてうち・ただし)・日本EVクラブ代表=17日午後、大阪・日本橋、小林裕幸撮影 電気自動車(EV)を途中で充電せずに東京―大阪間を走り抜く試みに17日、愛好家らでつくる「日本EVクラブ」(東京)が挑戦し、完走した。555.6キロの走行距離は世界記録となる見込みで、同クラブはギネス記録に申請した。 17日午前3時に東京・日本橋(にほんばし)を出発、高速道路と一般道を乗り継いで同日午後4時26分、大阪市の道頓堀に近い日本橋(にっぽんばし)に到着した。高速では時速80キロ前後で走行したが、同クラブによると、最高速度は理論値で145キロだという。 車はダイハツ工業の軽自動車ミラを改造した2人乗り。エンジンをモーターに置き換え、単3乾電池より一回り大きな三洋電機製の円筒形リチウムイオン電池8320本を充電したうえで1040本ずつ8パックに分
肥満症やメタボリック症候群の診断基準の1項目、腹囲(ウエストサイズ)について「男性85センチ以上、女性90センチ以上」という現在の基準値が妥当かどうか、日本肥満学会が専門委員会を設置し本格的な検討に入っている。大規模なデータ解析などを進めており、来年をめどに結果を公表する。 日本の基準値は海外に比べて、男性はかなり厳しい一方、女性の基準値が男性より緩いのは珍しく、異論も出ていた。現在の基準値は、肥満学会が肥満症の診断基準として2000年に策定。関係学会が合同で05年に作ったメタボリック症候群の診断基準にも盛り込まれ、厚生労働省は学会の定めた基準値をメタボ健診に採用した。 だが策定の基になったデータは、著しい肥満を含む肥満者が中心で、女性の数が少ないなどの問題があったという。米国では男性102センチ以上、女性88センチ以上など、国や地域により腹囲の基準値は異なる。
行政刷新会議の事業仕分け前半が終了し、報道陣に囲まれる民主党の枝野幸男衆院議員(中)=17日夜、東京都新宿区で 国の事業の必要性を公開の場で民間人を交えて議論する初の試みとなった事業仕分け。前半戦五日間の議論の中心になった公共事業や多額の基金以外にも、廃止や予算縮減という結論になった事業はある。「税金を使ってまでやる必要はない」「予算が削れないか再検討を」。仕分け人の怒りや驚きが目立った事業を拾ってみた。 (橋本誠、砂本紅年、神田要一) 中小企業の海外赴任予定者を集め、現地事情を研修させる厚生労働省の「グローバル人材育成支援事業」。五年前に始まり、厚労省は来年度予算でも三億四千四百万円を要求した。仕分け人は「本来、企業が行うべきだ」「税金を使ってやるのはおかしい」と、ほぼ全員が「廃止」の結論。研修は同省の天下り先の「海外職業訓練協会」が行い、昨年度は五億円の予算のうち三分の一が管理費として
複数の人から「アレは見ておいた方がいい」とアドバイスされたので 例の事業仕分けを見学してきた(16日午前)。 というわけで、以下簡単にルポ。 場所は市ヶ谷にある財務省の研修センターだ。 なるほど、こんなところにも財務の仕切りを感じてしまう。 「全然普段着でいいですよ」と言われたのでジーンズにミリタリーパーカーで 行ったら過激派かなにかだと思われたのか、厳重にセキュリティ検査をされる。 会場(というか体育館)は3会場に別れ、それぞれ同時並行で進められる。 僕が見学したのは午前の三つだ。 (1)高年齢者職業相談室運営費 (2)関空補給金 (3)キャリア教育※ 入り口で渡されるイヤホン無しでもいいが、中には小声の人もいるので、付けた方 がいい。 最初の仕分けでは、厚労省が矢面に立たされる。財務省スタッフの論点説明の後、 委員がてきぱきと質問をぶつけていく。 「ハローワークとの違いは?」という質問
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