日本野球機構(NPB)の審判部合同会議が25日、東京都内で開かれ、審判員によるカウントのコールについて、従来のストライクから先を改め、今季からボールから先にコールすることを決めた。これまでの「ツーストライク、スリーボール」が、今季からは「スリーボール、ツーストライク」とコールされる。 米大リーグをはじめ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などの国際大会ではボールのコールが先。日本のプロ野球でも数年前から変更する方針はあったが、なかなか導入に至らなかったという。 井野修審判部長は「きょうの会議で決めた。国際大会も増えてきた。今回がいい機会」と説明。各審判員が巡回する2月の春季キャンプで各チームへの周知を図り、オープン戦から正式に導入される。 球場のスコアボードは上からストライク(S)、ボール(B)、アウト(O)の順になっているが、今回の変更でボール(B)を一番上にするかどうか