群馬県桐生市の小学6年生、上村明子さん(当時12)が10月に自殺し、学校側が「学級でいじめがあった」と認めた問題で、明子さんが亡くなる前日、保護者側が「真剣に学級の立て直しに動くべきだ」と校長らに訴えていたことが分かった。一部の父母らは明子さんのクラスが学級崩壊状態にあることを気づいていたが、それを生かし切れなかった。 明子さんが亡くなってから23日で1カ月。市教委は、いじめと自殺の因果関係について第三者委員会を設けて調査を深める方針を打ち出し、学校側は命の大切さを知る授業を開くなどしている。 複数の保護者によると、10月22日夜に校長も出席したPTAの会合があり、明子さんの学級の児童の保護者でもあるPTA役員が「2学期になってからは特にひどい。中学に行ける状態ではない」と学級崩壊状態の深刻さを訴えた。その上で「(近く開かれる予定の)授業参観後の学級懇談会には保護者が全員集まり、真剣に
厚生労働省は22日の労働政策審議会で、企業の健康診断でうつ病などの兆候を調べる新制度について、健診で精神疾患の所見のある労働者が医師と面接を希望する場合、医師に直接申し出る当初案を修正し、事業主を通じて申し出る仕組みに変更する方針を示した。 新制度は2011年度からの導入を目指すもの。当初案では、労働者はプライバシー保護の観点から、事業主を通さずに医師と面接が可能だったが、労政審の経営側委員から「労働者側の情報だけでは、医師が的確な意見を示せない」などの異論が出て、方針転換した。健診結果を労働者だけに通知する当初方針に変更はない。過労死弁護団全国連絡会議代表幹事の松丸正弁護士は「簡単なカウンセリングで済む軽い症状でも、面接を望むだけで事業主に知られる仕組みだと、面接自体を敬遠する労働者も出る懸念がある」と指摘している。
全国都道府県知事会議であいさつを交わす湯崎英彦広島県知事(右)と橋下徹大阪府知事(左)=22日午前11時53分、首相官邸、上田潤撮影 首長の「育児休暇」取得を巡り意見が対立していた湯崎英彦・広島県知事(45)と橋下徹・大阪府知事(41)が22日、東京の首相官邸で開かれた全国都道府県知事会議の場で「和解」した。 湯崎知事は第3子誕生に伴い、先月下旬から公務の合間の数時間を子どもの送迎などに充てている。両知事によると、この日、知事会議の開会前に橋下知事が湯崎知事に歩み寄り、第3子誕生について「おめでとうございます」と祝福。「色々と議論が盛り上がって良かったですね」などと言葉を交わし合ったという。 湯崎知事は各閣僚との意見交換の場でも、橋下知事とのやり取りを明らかにし、「我々の仲は心配ご無用です」とアピールした。 橋下知事は当初、湯崎知事の育休取得宣言に対し「世間がとれる環境をつくってか
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