旭山動物園(北海道旭川市)は16日、ユキヒョウの赤ちゃんが誕生し、順調に育っていると発表した。絶滅危惧種で、無事成育すれば全国で6年ぶりで、同園では初めて。6月に公開予定で名前の公募も検討している。 4月19日に生まれた。母親はドイツのライプチヒ動物園から2012年に来園したジーマ(6歳)、父親は10年に札幌の円山動物園から来たヤマト(7歳)。昨年5月に初めて1頭が生まれたが、翌日に衰弱死した。今年は2頭生まれ、1頭はすぐ死んだが、もう1頭が母乳を飲みながら体長30センチほどに育っている。性別はまだ確認できていない。母親に寄り添ったり、時折ごろごろと転がったりしているという。 ヒマラヤやチベットの高原に生息し、野生では4千~5千頭、施設では450頭ほどが生きている。国内では10施設で21頭が飼育されているが、無事に繁殖したのは11年の円山、多摩(東京)両動物園の2例が最後だったという。坂東
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