野球観戦に、冷えた清酒はいかが-。日本盛(兵庫県西宮市)は7日から、同市の阪神甲子園球場で生原酒の販売を始める。サーバーを背負った売り子が観客席を回り、カップに注いで提供する。各地から訪れるファンに「灘五郷の酒」をPRする。 同日の阪神-巨人戦で、法被を羽織った売り子数人が登場。内外野席を巡回して売り込む。 生原酒は、アルコール度数20%の甘口。同球場から直線距離で約2キロの蔵から直送する。生原酒を2~3度に保てるサーバーは、酒だる風のデザインにした。 同社によると、清酒の国内出荷量は1970年代のピーク時の3分の1。同球場でも観戦中に飲まれる酒類は生ビールが中心という。安田茂起取締役は5日、同球場内で会見し「地理的にはホームだが、ビジターの気概で挑む」と話した。 1杯180ミリリットルで550円。プロ野球62試合と夏の全国高校野球選手権大会を通じて、年間計5千リットルの販売を目指す。(井
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