来年始まる地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を巡り、トランプ米政権は4日、国連に対し離脱を正式に通告した。世界第2位の温室効果ガス排出大国の脱退により、対策強化に向けた世界的な機運が低下することが懸念され、各国から失望する声が上がった。ただ米国内でも温暖化対策に熱心な州や企業が多く、影響は限定的との見方もある。【大場あい、鈴木理之、福永方人(ロサンゼルス)、八田浩輔(ブリュッセル)】 世界最大の温室効果ガス排出国である中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は5日の記者会見で、米国の離脱通告について「遺憾だ。米国がもっと責任を負い、国際協力に貢献するよう望む」と述べた。ロイター通信によると、中国・上海を訪問中のマクロン仏大統領はこの日、欧州連合(EU)と中国が温室効果ガス削減に向け「断固たる」協力を進めていく必要性を説いた。
【ニューヨーク共同】世界的な人気作品「はらぺこあおむし」で知られる米国の絵本作家エリック・カールさん(90)が、自らの全作品に関する知的財産権を米出版大手ペンギン・ランダムハウスに売却することが5日、明らかになった。米メディアが報じた。 来年1月に売却が完了する。売却額は明らかになっていない。ペンギン・ランダムハウスは、カールさんの70冊を超える作品について、世界で出版する権利やキャラクター商品の権利などを買い取る。 カールさんは「くまさんくまさんなにみてるの?」「パパ、お月さまとって!」などの作品でも知られる。
球数制限など高校野球のピッチャーの負担軽減策について検討する高野連=日本高校野球連盟の有識者会議が5日開かれ、来年春のセンバツ高校野球から1人のピッチャーの投球数を1週間で500球以内に制限する答申案をまとめました。球数制限の導入は今月末に開かれる高野連の理事会で正式に決定します。 球数制限の導入を検討する高野連の有識者会議は、大学の研究者や医師それに外部の専門家を交えてことし4月に設けられ、5日大阪 西区で最終となる4回目の会議が開かれました。 会議では9月の話し合いで示された球数制限案について確認を行い、来年春のセンバツ高校野球以降の甲子園での大会や地方大会などを対象に、1人のピッチャーの投球数を1週間で500球以内に制限する答申案をまとめました。 500球以内という上限はこれ以上投げれば、けがのリスクが高まるとされる日本臨床スポーツ医学会の提言を根拠にしたもので、各チームが準備する期
深刻な人手不足などコンビニエンスストアが直面する課題について、経済産業省が加盟店のオーナーを対象に行ったアンケート調査がまとまりました。週に1日以下しか休めないオーナーの割合が85%に上るなど、コンビニの厳しい労働実態が浮き彫りとなりました。 それによりますと、1週間のうちオーナーの休日の日数を聞いたところ、1日未満が66%で最も多く次いで1日が19%で週1日以下しか休めないと答えたオーナーの割合は、合わせて85%に上りました。 一方、2日以上は7%にとどまりました。 アンケートには「深夜勤務は当たり前で休暇は27年間で1度もない」とか、「発注がかなり負担で、基本的に完全な休みはとれない」といったオーナーの切実な声も寄せられていました。 また、コンビニで働く従業員500人を対象に行った別のアンケートでは、店舗を運営する課題として、複数回答で「人手不足」という回答が最も多く63%、次いで「深
IT大手のヤフーは、インターネットで検索されたことばなど、大量のビッグデータを外部に販売する新たなビジネスを始めました。個人は識別できないということで、商品開発などに向けてビッグデータの活用が広がりそうです。 専用のウェブサイトで調べたいキーワードを入力するとそのことばを検索している人の性別や年代ごとの動向や、一緒に検索されたほかのことばなどが分かり、商品開発や価格設定といったさまざまな活用方法があるとしています。 記者会見したヤフーの川邊健太郎社長は「個人情報の保護を第1とし、より使いやすいもの、効果があるものにアップデートを繰り返し、事業の柱にしていきたい」と話していました。 ビッグデータをめぐってはNTTドコモが携帯電話の基地局の情報をもとにどの地域にどのくらいの人がいるかを示すデータを有料で提供しているほか、楽天もネット通販の購買情報を分析したビジネスを展開するなど、活用が広がって
来年4月からの実施が、急きょ延期された英語の民間試験。その理由となった「地域格差」などの課題は、文部科学省が去年12月から非公開で行っていた会議でも、繰り返し指摘されていたことがわかりました。文部科学省は、その議論の詳細を明らかにしておらず、専門家は、「検証のためにも公開すべきだ」と指摘しています。 今後は、民間試験の制度上の問題点を国がこれまでどのように議論してきたのかが、焦点の1つとなっています。 文部科学省は去年12月から、こうした問題を話し合うため、非公開の有識者会議を複数回、開いていました。 このなかでは、出席した複数の専門家から、受験料が高額すぎるので、下げるべきだという意見や、地域格差がないように配慮すべきという意見が繰り返し出されていたことが関係者への取材で分かりました。 文部科学省は「詳しい内容は非公開で、議事録も作成していないので、詳細なコメントはできない」としています
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのアンバサダーを務めているマリオ・アンドレッティを紹介する。
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