新型コロナウイルスの感染拡大や「さっぽろ雪まつり」の事実上の中止で冬の観光需要が低迷する中、札幌市中心部のホテルが宿泊料金の大幅値下げを迫られている。市内ホテル関係者によると例年、1月末~2月上旬は、平日の場合1人1泊1万円台のプランが多いが、今年は同千円台のプランも目立つ。ただ、値下げが集客につながっていると言えず厳しい状況が続く。 道内最大規模の観光イベント「さっぽろ雪まつり」には毎年、国内外から多くの観光客が訪れ、市内ホテルの書き入れ時になっている。市内のビジネスホテル関係者は「雪まつり時期は例年1泊1人8千~1万円程度だが、今年は同1500~2千円程度にした。今までに経験のない価格水準だが、何とか集客につなげたい」と話す。大手宿泊予約サイトでも2人1室で1人1泊1100円台のプランなどがある。
14日午前4時ごろ、札幌市営地下鉄南北線の北34条駅(札幌市北区)構内で漏水が発生し、上下線ホームをつなぐ地下連絡通路が浸水した。ホームも浸水する恐れが出たため、札幌市交通局は同日午前9時25分ごろから麻生―北24条間の運転を見合わせ、午後0時半現在、復旧のめどはたっていない。北24条―真駒内間で折り返し運転している。 市交通局によると、排水異常を知らせる警報装置が作動したため駅職員らが調べたところ、線路下を通る連絡通路で漏水を確認した。一時、高さ約2メートルある通路の天井まで水がたまった。衛生施設用ポンプが故障したとみられ、市交通局が詳しい原因を調べている。 【関連記事】 市営地下鉄、年越し運行中止へ 新型コロナ感染防止で札幌市 市営地下鉄 ドア開閉せず出発、50人乗車できず 東西線新さっぽろ駅 <デジタル発>コロナ急増でも 札幌市民が地下鉄に乗る理由
道などは22日、道内で新たに新型コロナウイルスに245人が感染したと発表したほか、旭川市の旭川厚生病院(499床)と、札幌・ススキノ地区のホストクラブでクラスター(感染者集団)を確認した。旭川市は40人の感染を発表し、過去最多となった。 旭川厚生病院は同日、職員13人と患者19人の感染を確認したと発表。同病院は市内の感染者を受け入れる五つの基幹病院の一つで、院外からの感染者の受け入れを休止する一方、院内で感染した入院患者は一部病棟に集めて治療する。森達也院長は「PCR検査を進めているが、(全ての検査)結果はまだ出ていない」と述べた。 ススキノ地区のホストクラブでは20~30代の従業員9人の感染を確認。店では従業員、客ともマスク着用が徹底されていなかったという。 既に確認されているクラスターでは、札幌市手稲区のタナカメディカル札幌田中病院は新たに10人の感染を発表し、計80人に。南区の特別養
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く