14日午前4時ごろ、札幌市営地下鉄南北線の北34条駅(札幌市北区)構内で漏水が発生し、上下線ホームをつなぐ地下連絡通路が浸水した。ホームも浸水する恐れが出たため、札幌市交通局は同日午前9時25分ごろから麻生―北24条間の運転を見合わせ、午後0時半現在、復旧のめどはたっていない。北24条―真駒内間で折り返し運転している。 市交通局によると、排水異常を知らせる警報装置が作動したため駅職員らが調べたところ、線路下を通る連絡通路で漏水を確認した。一時、高さ約2メートルある通路の天井まで水がたまった。衛生施設用ポンプが故障したとみられ、市交通局が詳しい原因を調べている。 【関連記事】 市営地下鉄、年越し運行中止へ 新型コロナ感染防止で札幌市 市営地下鉄 ドア開閉せず出発、50人乗車できず 東西線新さっぽろ駅 <デジタル発>コロナ急増でも 札幌市民が地下鉄に乗る理由