友人がこんな素晴らしい詩を教えてくれた。 山尾三省さんという詩人の「冬至」。 冬至の日になると 僕たちは じつは太陽を頼りとし 太陽のおかげで生きているのだと 分からされる もうこれ以上 暗くならない これからはもう明るくなるばかりだ 太陽があれば 僕たちはその下で 皆で生きたり死んだりすることができる もうこれ以上暗くならない これからはもう 明るくなるばかりだ 一本の椎の木に 僕は語りかける 椎の木よ あなたたちと僕たちの 今日は本当のお祝いの日だね これ以上暗くはならない 自然生のものたちの 本当のお祝いの日だね 冬至の日になると毎年 今がどん底で どん底がきたから もう大丈夫なのだと 分からされる あらゆる自然を愛し、静かな信仰者として生きた詩人。 親方周辺の気功のお師匠さん達が思い起こされる。 真冬の海で手足が尋常なく凍てつく夜も、太陽が昇り出す白白明けから世界が一変し、一気に寒