[バンコク 25日 ロイター] - タイの中央銀行と市場規制当局は25日、デジタル資産事業者がモノやサービスの代金の決済手段として暗号資産(仮想通貨)の利用を促すことを、規制する方針を表明した。リスク抑制が狙い。 中銀と規制当局は共同声明で、関連サービスへの事業拡大によってデジタル資産による決済が広範に採用される可能性を指摘。それにより金融の安定や経済システム全体に影響が及びかねないとの見解を示した。 発表に先立ちインドネシアでも規制当局が、暗号資産の利用が活発化する中、金融会社に暗号資産の販売促進を行わないよう警告した。 タイ中銀はこれまで再三にわたり、決済手段としての暗号資産利用を支持しない方針を強調している。
![タイ当局、デジタル資産による決済規制へ(ロイター) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/816e4b6fd3b7bda8e248461b027a4fe4a3178649/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2Fdefault.jpg%3Fexp%3D10800)