NTTグループが平成15年までの6年余に社員ら約4千人分の厚生年金保険料を過少申告し、一部を国に納めていなかったことが22日、明らかになった。事務処理のミスが原因。そのままでは社員らの年金受給額が減ってしまうため、NTTは総務省の年金記録確認第三者委員会に訂正を申し立てた。 同社によると、保険料算出の基礎になる標準報酬月額で、賞与や手当てなどの計算にミスがあり、国がNTTに請求する保険料が過小になっていたという。 NTTは6月までに第三者委員会に訂正を申し立てた。認められれば、未納分の保険料を追納し、社員らは本来の年金額が受け取れる見込み。NTT厚生年金基金(現NTT企業年金基金)が国に代わって運用している厚生年金の代行部分を返上する際に、国の年金記録と照合したところミスが判明したという。
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