15日のPTI通信によると、インド映画界「ボリウッド」を代表する大スター、シャールク・カーン氏(43)が、米ニューヨーク近郊のニューアーク国際空港で入国管理局に2時間にわたり拘束される騒ぎがあった。 在米インド大使館の働き掛けで解放されたが、カーン氏は「屈辱だ」と憤りがおさまらない様子で、インドのメディアは、大スターへの不当な扱いとしてトップニュースで報じている。 カーン氏はインド独立記念日の行事に参加するため、米シカゴに向かう途中だった。名前が入管の要注意人物リストで引っ掛かったとみられ、係官は、「私は映画スターだ」と言うカーン氏を別室に連れて行き、米国訪問の理由をしつこく聞いたという。 カーン氏は「イスラム教徒の名前だから、米国に入国する時にいつも心配なんだ。わたしはテロリストには見えないはずなのに」と話した。(共同)
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