米フォード、首位スズキ追撃 インドに来年小型車投入 (1/2ページ) 2009.9.25 08:42 米自動車大手で唯一、政府による救済を回避したフォード・モーターは、来年インドで同社初の小型車を投入する。自動車販売のうち4台に3台をハッチバックが占める同国で顧客獲得を狙う。 フォードのアラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)は23日ニューデリーで、コンパクトカー「Figo」を発表した。声明文によると、同車種はインド南部のチェンナイにある工場で国内外向けに生産される。 インドではスズキがコンパクトカー7車種で同市場のシェア半分以上を握っている。トヨタ自動車やフォルクスワーゲン(VW)も同国での小型車販売を計画。インドでは可処分所得が増加し日米欧とは対照的に販売台数が増え、2015年までに現在水準の2倍以上となる300万台に達する可能性がある。 インド自動車製造者協会(SIAM)によると、