日本ではいわゆる「ウサギ小屋」的な住宅事情から壁の部分がそのまま露出していることは少なく、その多くが窓、あるいは本棚などで埋め尽くされているもの。だが、それでも場所によってはかなり広い面積が、「一面のごく普通の壁」のまま留められている。壁の広さはそのままその空間の広さをも演出するものだが、それをそのままにせず「真っ白なキャンパス」に見立て、ちょっとしたアクセントを加えて「おや?」という新しい驚きを生活に与えようと提案する人たちがいる。【INVENTORSPOT】で紹介されていた、イギリスのデザインチームHU2がその人たちで、彼らは[多種多様なウォールステッカー]を世に送り出している。